2014年5月31日土曜日

夏みかんパウンドケーキ


毎年5月になると、実家の母が甘夏を段ボールで送ってくれます。
親戚宅で自家用に育てている甘夏。無農薬。
超新鮮な甘夏は皮を剥く時パシッという大きな気持ちのよい音がします。
今年のはとても甘い。
フンッと奮起して、マーマレードをたくさん作りました。
毎朝バタートーストといっしょに食べています。会う友人知人にプレゼントしたりも。
甘み抑え目ヘルシー味になっちゃったんだけどねー、と言いながら。
砂糖は、かなりの強気で思い切り入れないとだめなんですね。
ジャム作り、たぶん、試行錯誤すると確実に上達しそうな感じがあって、はまる人の気持ちが少しわかりました。
来年また、作ってみよう。

火曜日、フルートの吉田氏がライブのためのリハに来てくれました。
砂糖にコーヒーを入れるほどの甘いもの好き吉田くんにはまず糖分を、ということで、
トガゼンが甘夏マーマレードでパウンドケーキを作ってくれました。

レコーディングのときは、重ね録音だったので、いっしょに演奏するのはライブ用のリハが初めて。
前衛的な音楽を多くなされている吉田氏ですが、職人でもあるようです。
広大な音楽知識、膨大な「手」の中からきめ細かくピタッとツボにはめ続けてくれる感じ。
はめ方が鋭いからキラキラしている感じ。


リハ後、アングレーズ(イングランド風)ソースで頂いた夏ミカンパウンドケーキ。
マーマレードの苦みともったり甘いソースのマリア~ジュが、なかなかいい感じでした。



5月、我がふるさと萩は夏みかんの季節。花のシュワッとした甘い香りで、町中がいっぱいになります。
明日からもう6月だなんて。気持ちの良い季節はあっという間ですね。

6/3(火)は今のところぎりぎりお天気もちそうです。
甘夏マーマレードを販売しようかと思いましたが、大方なくなってしまいました。
廃版になったと思っていたけど最近うちの押し入れから発掘されたBossa 51の2枚目などの販売はあります。

ささやかな、とっておきの夜。
お会いできるのを楽しみに、お待ちしております。

2014年5月27日火曜日

6/3(火)ご予約満席になりました。


6/3(火)ライブ@喫茶茶会記、椅子のお席満席になりました。ありがとうございます。


立ち見でもいいよという方、予約なしでもご入場頂けます。
割引価格\2,000(1ドリンク付)です。
別室のバーでくつろげるので、わりと落ち着けるのではないかと思います。
ライブ詳細については→コチラをご覧ください。

先週は、会場、喫茶茶会記にてリハでした。PAの機材チェックとセッティングの練習も兼ねて。
終わった後に頂いたコーヒーが美味しかった~!
こちらのコーヒーは、萩市の長屋門珈琲の次に美味、と思いました。


写真は、笛マニア2人の止まらない笛談義中。ベースメラメラ氏&フルート吉田氏。

2014年5月26日月曜日

エフエム萩 電話インタビュー

エフエム萩の本日18:00~の番組に、電話インタビューで出演します。
また、サイト上で、アルバムを6月の「今月の注目曲」として取り上げてくださるとのこと。
地元のありがたさ、沁みます。

http://www.haginet.ne.jp/users/nanako775/

2014年5月24日土曜日

CD journal


5/20発売のCDジャーナルに、貝のふたのレビューが載っています。
さがすのはちょっとたいへんかも(^_-)なかわいいサイズですが、素敵に書いて頂きました。

2014年5月15日木曜日

藤川孝之さんのアトリエへ


お昼をごちそうになりに、藤川孝之さんの国立のアトリエへ。佐久間さんと。

窓の外の景色が暮れていくまで、おしゃべりしながら、お酒を飲みました。

実は音楽にとても詳しくていらした藤川さんDJによる青春酒場。
ピンクフロイドから松田聖子、マイルス・デイヴィス、バッハ無伴奏チェロ組曲のスチール弦のとナイロン弦の、
リッキー・リー・ジョーンズ、バルカン半島の音楽からジミ・ヘンドリックス、etc., etc....

遠くには中央線が静かに、行ったり来たり。

体の細胞がコロコロと喜ぶような、くつろいだ、とても楽しい時間でした。
お話の中にいるみたいな午後。
そして、とても美味しかったです。ごちそうさまでした。

その帰り、かつてお世話になった北口のピアノパブ「アポスポット51」へ、新作CDを渡しに。
マスターが亡くなって数年、ついに3階のピアノパブは閉めてしまったとのことで残念でしたが、
2階の居酒屋「にぐるま」は娘さんのゆうこさんが元気に切り盛りされています。

こちらのビルの壁画を、私の友人がデザインしたのでした。
昔は駅のホームから素敵に見えたのですが、駅が高架になってからどうなったか気になっていて、
いつも見てこようと思うのですが、お店に寄ったあとは酔っているので、いつも忘れてしまいます。
また忘れました。

CD「貝のふた」は藤川さんのアトリエの中のお店フジカワエハカギでもお求め頂けます。
古ーい木造家屋が目印の素敵な場所です。お近くの方、お散歩がてらぜひ。

2014年5月5日月曜日

「貝のふた」を購入頂けるお店が増えました。

アルバム「貝のふた」は下記のお店でもご購入頂けます。

兵庫県三田市 Barnshelf
かつて牛小屋だった場所を改装した、自然の風景にあふれた道路沿いにあるお店。
なんとも風通しが良さそうな空間です。
「貝のふた」のことを、blogで素敵に紹介して頂きました。ぜひご覧ください。→

「貝のふた」ディレクタ佐久間氏のレーベルRONDADEの製品もいろいろ揃っています。
お店の一角では、ときどき佐久間氏セレクトの本なども並ぶようです。

下北沢西口にあるフランス&ヨーロッパ輸入雑貨のお店です。
落ち着いた雰囲気で、フランス好き、かわいいもの好き大人のオアシスといった感じです。

↓Pecheさんで購入したちょうちょのブローチとエッフェル塔のピアス。



 













2014年5月3日土曜日

「雨と休日」さんのblogで紹介して頂きました。

西荻窪のセレクトCDショップ「雨と休日」さんが、アルバム「貝のふた」と私のことをblogで紹介してくださいました。
http://blog.ameto.biz/?eid=1427340

鋭く美しく書いてもらえて、幸せです。

彼(旦那さん?)と喧嘩した
翌朝のテーブルの描写・・・。

そっか。喧嘩ではなく、「シャボン」は、
私にとっては強い喪失、失恋の歌なのですが。
少なくとも、12~13年前に作ったときは、そうでした。

今回のアルバム用にアレンジを作り直すとき、
ひとりblue starsなどの明るい方向のサウンドに夢中になり、
そういえば、喪失、失恋は隅の方にあったような気がします。
そのせいでしょうか。

新作CDは実家の母にも送り聴いてもらったのですが、
「シャボンは復活祭に合わせて作ったん?」と聞かれ、
とても驚きました。
(母は熱心なクリスチャンです。)

えーーーーー!なんで?
コーラスの感じからの連想?とても不思議です。

いずれにせよ、好きなように聴いてもらうのが、作り手としての本望です
どうぞ自由にイメージを膨らませていただけたらと思います。


去年の暮、小津安二郎の「秋刀魚の味」をDVDで観たのですが、
笠智衆さんが洗面台のところで、

「みちこ、シャボン。シャボンないよ。」
と言っておられました。

1962年頃の日本人が、石鹸のことをシャボンと呼んでいたなんて。
じんとした気持ちになりました。