2010年10月30日土曜日

Seu Jorgeを観ました。


少し前のことですが、ブラジル人シンガーSeu Jorgeが家から歩いて行けるところでライブをやるというので、行って来ました。

Roundhouseという、ドーム状の建物。外壁はくすんだ色のレンガでできています。ライブ会場のフロアは円形。この日はフロアのスタンディング席のみでしたが、2階に座る席もありました。

会場内のバーでは、パブのように数種類の生ビールを飲むことができます。開場の時間、お客さんがまだまばらなフロアは広々としていて、アフロヘアの黒人の男の子がその広いスペースを使って、アクロバティックなダンスを踊っています。
床に座ってビールを飲みながらぼんやり見ていたら、男の子がダンスをやめて近づいてきました。「ニホンジンデスカ?ワタシハスコシニホンニスンデイマシタ。」カタコトの日本語は少し関西アクセント。

私はいちばん前で観れたのですが、観客は写真も動画も録り放題。日本のコンサートとはずいぶん違います。ステージ下に警備員が3人いるんだけど、動画を録っている人を見ても何も言いません。時々「あいつは怪しいんじゃないか」というかんじで情報を交換し合い、お客さんに注意しに行っていたけれど、あれはいったい何を注意していたのだろう?

Seu Jorgeはくねくねした動きでステージをピョンピョン飛び跳ねて、かっこよかったです。アンコールではギター弾き語りで、David Bowieのカヴァーも歌ってくれました。Life Aquatic Studio Sessions(14曲中12曲Bowieの曲をポルトガル語で歌っている)は私の大好きなCD。腹にずしんと響く太く低い声、ガットギター1本なのにたくさんで演奏しているみたいなグルーヴ感。しびれました。

Roundhouseのサイトはこちら↓
http://www.roundhouse.org.uk/

2010年10月22日金曜日

Hammond Organs

ドーヴァー海峡を渡ってイギリスにやってきました。
英仏海峡トンネルは関門トンネルよりも、ずいぶん長かった。
ほんとに地上に着くのかな?と不安になるところは、同じでした。

Camden Townという、ロンドン北部の、週末のマーケットで有名な街にいます。
マーケットがある日はたいそうな賑わいです。
なんとなく、原宿の竹下通りに似ています。規模は20倍くらい、でしょうか。

語学学校に通い、朝から夜まで、がりっがり英語のベンキョーをしています。
そんな今の私のいちばんの楽しみは、ベンキョーが終わった後、
ラジオをつけて、赤ワインなどをちびちび飲みながら、何か簡単なものを作って食べること。
学校が借りているフラットの、女子6人で共有しているキッチンには、小さいラジカセがあります。
料理をするのは私とあともう一人くらいなので、キッチンはだいたいいつも静かです。
シンクのところに大きな窓があって、少し向こうにバス通りが見えます。
ラジオのチャンネルは、BBC RADIO 2。
22:00からの日替わりの番組がお気に入りなので、それに間に合うようにがんばってベンキョーを終えます。

今日は、なんともチャーミングなオルガン音楽が流れて来ました。
BBCのサイトにアクセスしてみたら、"The Organist Entertains"という番組、
1969年から続いているそうです。

http://www.bbc.co.uk/programmes/b006wr9w

↑今日流れた番組、7日間はここで聴けるみたいです。

2010年10月5日火曜日

7:40am

パン屋の帰りに見た朝焼け。7:40am。
夜は、今のところ20:00頃までうっすら明るい。

朝、特に雨が降る日は、とても寒い。
かと思うとその後、からっと晴れて気温が上がり、
ノースリーブやタンクトップで歩く人を見かけることも。

la boulangerie


いちばん近いパン屋さん。トガアパートから100mくらい。
朝7時15分から開いている。

焼きたてバゲッット1本0.8ユーロ、クロワッサン1個0.7ユーロ。

ここのバゲットはどちらかというと柔らか目で軽く、一日たっても食べやすい。
サンドイッチにするのはこういうパンが好き。

スチールの椅子とテーブルの喫茶コーナーもあって、朝早い仕事の人たちが朝食を取っていることもある。
私がお店を出るとき、お店のマダムだけじゃなくてお客さんたちも、
「さよなら」とか「よい一日を」とか言ってくれる。